知ってるようで知らないカードローンとキャッシングの違いって何?
普段なにげによく耳にするカードローンやキャッシングという言葉。この2つの違いをご存知ですか?カードローンやキャッシングを利用している方でもこの2つの違いを知っている方は少ないでしょう。
銀行に行ったりして目にするカードローンの文字、そしてテレビCMなどで盛んに聞こえてくるキャッシングという言葉。この2つは似ているようで実は全く意味が違うものです。まずカードローンとキャッシングの大きな違いはその返済方法にあります。
カードローンとは一般的に支払額を分割してお金を返済していく、いわゆるリボルリング払いの返済方式です。また長期にわたり返済していくので金利は低めに設定されています。使い方としては、たとえば今現在もっている所持金では一括で購入できない高額な物が欲しくなったとします。そんな時はあきらめてしまわなくてもカードローンが強い味方になってくれます。カードローン会社からまとまったお金を借りて、自分の所持金だけでは購入できなかった欲しい物を手に入れます。
支払いは一括で返す必要はなくお金を借りたカードローン会社に毎月分割した少ない金額を長期間支払っていけば無理なく返済をしていくことができます。このようにカードローンは大口の融資を長期にわたって支払っていく返済に向いています。
一方キャッシングとは基本お金を借りた翌月に一括払いで返済します。カードローンがまとまった金額だったのに対してキャッシングは小口の融資に利用します。金利は短期返済なので高めです。使い方としては、たとえば出張先で予想外の急な出費が必要になってしまった!しかし持ち合わせがなくすぐにでも融資が必要だという場合、そんな時にはキャッシングが強い味方になってくれます。
キャッシングカード一枚もっていれば知らない街にいても提携しているコンビニのATMなどですぐにお金を工面することができます。そして返済は一括で短期間にすませ支払いを完了させます。このようにキャッシングは小口の融資を迅速に手に入れて、そして短期間で返済を完了していくという利用に向いています。
どちらも使用無制限、無担保の借入なのですが、このように両者の違いはカードローンは「リボ払いで金利は低め」キャッシングは「一括払いで金利は高め」ということなのです。しかし最近ではこの線引きは曖昧になってきています。実際キャッシングといってもリボ払いで返済していくのが最近の主流となってきています。「ローン」という響きもあまり印象が良くないのでキャッシングという言葉に変えられている場合も多々あります。
しかし基本的な特徴の違いはやはりあります。カードローンとキャッシングそれぞれのメリットとデメリットを考慮し、自分の状況に合った一番良い選択をして上手に利用していきましょう。